その他 チニング

【チニング】フリーリグについて思うこと

さて今回はチニングで人気のフリーリグについて私の思うことを書いていきます。

釣り場でチヌのルアーフィッシングをしている方の8割はフリーリグといっても良いくらい多いですね。もりぞーさん恐るべし!!

これだけ実績を作った方がフリーリグを進めているのだから私も真似をした1人です。笑

しかしやっていくうちに段々と自分自身の考え方も生まれて今ではほとんどフリーリグを使わなくなりました。その理由を書いていきます。

後半に私がよく使っているジカリグを紹介します。

フリーリグを使わない理由

ルアー交換が遅れる

これが1番の理由です。

釣り場ではたくさんの出来事が起こりますよね。急に魚がボイルしたり、目の前の表層をチヌが泳いだり、チヌの群れを見つけたり。今はフリーリグじゃなくて別のルアーを投げたいと思った時に瞬時にルアー交換ができないんですよ。この一瞬を逃さなければ魚が釣れていたかもしれないシチュエーションって結構あってフリーリグだとその時の対応が遅れる。釣れると思ったルアーを即実行することがルアーフィッシングの上達にもつながると思ってます。

シンカー交換がめんどう

これもよくありますよね。この場所は5gだけどこっちの場所は10g。もしくは潮位変動や潮の流れが変わってシンカー交換したいけどリーダー切るの面倒…。それに交換するたびリーダーが短くなっていく。フリリグあるある。笑

これはシンカーチェンジャーなど様々なアイテムが発売されてるけどあまり流行ってない印象。こまめにシンカーを変えたい人にとってはデメリットですね。

ワームだけ交換するのに気をつかう

これは私だけかも。笑

一度フックに刺したワームって型が崩れるまで刺しっぱなしにしたいんですよね。何度もフックを刺したり抜いたりすると穴が広がりワームがズレやすくなったり劣化が早くなったりしませんか?私は同じフックに別のワームを何度も刺し変えるってのが個人的に嫌なんです。笑(貧乏性かも)

フリーリグのメリットって本当?

私がフリリグを使わなくなった理由は説明しましたが、ここでは世間一般で言われているチニングにおけるフリーリグのメリットについて私の実体験での疑問をぶつけていきます!!

一般的なフリリグのメリット

①根掛かりが軽減する

②バラシ率軽減

③飛距離アップ

①根掛かり率は変わらん

フリリグは巻いてる時はシンカーが縦向きでボトムに当たるから根掛かりが減ります…などなど言われていますが「止めた」時に普通に根掛かりはあります。それはフリリグでもジカリグでも一緒。フリリグだけ根掛かりの確率が減ったとは体感していません。実際にチヌからアクションが多いのは「止めた」時なので「止め」は有効に使っていかないとダメだから個人的にはメリットではないと思っています。

リグの種類よりもシンカーの形状やサイズ感が根掛かりには大きくかかわっていると思います。

②バラシ率軽減は一理ある

フリリグだとフックとラインが直接繋がってパワー伝達が速いし強いので理論上間違っていないと思います。ですが実際にフリリグとジカリグを使い分けても若干フリリグがバラシ率減ったかなくらいで、釣った後のフッキングの決まり方など明確な差はこちらも個人的には感じていません。※フリリグでもジカリグでも釣り上げてすぐフックアウトしたことが何度もあったりなど

もちろんフックの形状や種類なども大きく関係してくる部分だとは思います。

③飛距離は若干上がる

フリリグはシンカー先導で飛んでいくのでワームを含めた飛行姿勢はジカリグと比較して若干安定感があり飛ぶ印象があります。しかしこの飛距離の差では釣果に影響はないと感じています。

私のジカリグは超簡単

私がボトムでチヌを狙う場合ジカリグを多用しています。そのリグ方法が写真です。スナップにシンカーとフックをはめるだけ。簡単すぎる。笑

これだけなのでフリーリグを使わない理由でも書いたルアー交換、シンカー交換、ワーム交換がめちゃくちゃ簡単にできます!!

よくスプリットリングにフックとシンカーを繋げている人もいます。それでもいいと思いますが作るのがめんどくさいしラインからフックまで余計な金属が増えるのが嫌なので私はスナップで簡単にしてます。

ただし注意点があるのでそれも説明します。

注意点

①フックが下向きで泳がないか確認

②細長いシンカーが理想

③オープンゲイプすぎるオフセットフックだとシンカーと干渉しやすい

④スイベル付きのシンカーが理想

①フックが下向きで泳がないか確認

リグったあとは必ずスイムチェックしましょう。(フリリグでも一緒)画像のようにフックが下向きで何度も泳ぐ場合はスナップにフックアイを通す向きを逆にすれば解決しやすくなります。

②細長いシンカーが理想

形が丸っこいシンカーは常にワームに干渉し泳ぎを邪魔する傾向にあるのでなるべくスリム型の細いシンカーが理想です。タングステン系は値段が高いのでナス型オモリを愛用してます。

③シンカーとフックが干渉することがある

画像のようにワームとフックのゲイプ幅にシンカーがハマってしまうことがあります。フックとワームの空間が広ければ広いほどシンカーが細いためこうなることがたまにあります。この場合綺麗なアクションがでません。頻繁にこうなるようでしたらフックやシンカーのサイズ、形状を変えるようにしましょう。

④スイベル付きを選ぼう

シンカーの可動域が狭いとワームの動きにも影響が出るのでシンカーはスイベル付きが理想。ナス型おもりであればスプリットリングを付けるなど少しでも可動域を広げるとワームの動きに干渉しずらくなります。

 

ジカリグって釣れるの?

ジカリグとフリーリグの検証比較として毎日メモを取って釣果を残した…訳ではありません。笑

あくまで私の感覚的(釣果写真はよく撮ってます)になりますが、2つのリグでそこまで釣果の差が歴然だ…と思ったことはありません。少しフリーリグの方がフッキング率だったりが向上するかな?くらいのレベルです。なので状況に応じて色んなルアーを投げたい私にとってはジカリグの方がメリットが高いと感じてます。

ジカリグがおすすめな人

最後にこんな人にジカリグはおすすめだよってのをまとめました。

ジカリグに向いてる人

・基本ロッド1本でいろんな釣りを試したい

・ボイルなど急なシチュエーションにも素早く対応したい

・ボトム、トップ、サイトチニングなど様々なアプローチを試したい

・ルアー交換をスムーズにしたい

「チニングで使うリグの種類や使い分け」をまとめた記事もあります。

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