チニング ルアー

【チニング】おすすめワームを水中動画付きで紹介

今回はチヌをボトムで狙う際によく釣れた実績のあるワームをご紹介します。

各ワームの特徴や個性に合わせた使いどころや選び方なども説明していきますね。

チニングの経験から学んだことを踏まえて解説していくよ

おすすめワームの紹介

商品価格(税込)入り数カラーオフセットフック
適合サイズ
ケイテック クレイジーフラッパー 2.8インチ704円821色♯2 ♯1 
ケイテック リトルスパイダー 3インチ614円813色♯3 ♯2
ボトムアップ ハリーシュリンプ 3インチ858円816色♯1 ♯1/0
OSP ドライブクロー 3インチ858円738色♯1 
OSP ドライブビーバー 3インチ858円721色♯2 ♯1 
ケイテック スイングインパクト 3インチ572円1017色♯2  ♯1 
おすすめワーム 早見表
おすすめワームの使用感比較

ケイテック クレイジーフラッパー 2.8インチ

何といってもアピール力の高さ。腕がパタパタと潮を嚙みながら動いてくれます。

アピール力の高いワームはオープンウォーターでも魚を寄せるパワーがあるためとても有効です。もちろんストラクチャー周りを攻めるのにも有効でオールラウンドに活躍してくれます。

チニングでは1番人気のあるワームといってもいいのではないでしょうか。 ジカリグやフリーリグでよく使います。

※写真上は購入時の形です。使用する際は下のワームのようにアームの部分を切り離して使うと水中でよく動いてくれます

※2022年後半に2.4インチが発売されチニングに使っている方が増えています

ケイテック リトルスパイダー 3インチ

スモラバ風ワームです。水中で潮の流れでふわふわアピールしてくれます。スモラバはチヌにも有効なのでこうした足が生えているのはとても有効。

腕はクレイジーフラッパーのようにパタパタと動いてくれます。

少し硬めの作りになっているのでフックもズレにくいです。

3インチですがワームのボディ面積が少ないためフックサイズを下げて使用します。ショートバイトが多い時に使うとフッキングが決まることも多々あります。カバーやストラクチャー周りで手返しよく使用することも多いワームです。ジカリグやテキサスで使うことが多いです。

ボトムアップ ハリーシュリンプ 3インチ

特徴は素材の柔らかさとフォール姿勢。個人的には一番フッキングが決まる確率が高いと思います。

アピール力は決して高くないです。

使用場面はハイアピール系で攻めてアタリが無い場合などでこれに変えた瞬間食ってくるといったことを何度も経験しています。

弱点は素材が柔らかいためフックがズレやすいことと、1度チヌを釣ったら交換が必要になるケースが多いことです。特にアタリがあったけどフッキングする程でもないため追い食いを期待してたけど食ってこない…回収するとフックとワームがズレていて見切られたケースが多々あります。

ですがナチュラルアピールのワームの中でも群を抜いてアタリが多いと感じていますので1つは持っておきたいワームです。ジカリグやフリーリグでよく使います。

OSP ドライブクロー 3インチ

腕の爪が大きいのが特徴。爪と4本の細いヒゲがボトムバンプ時にとても有効だと感じています。

3インチですがボリュームのあるワームなのでボトムが砂地の場合はシンカーで砂煙をあげるイメージで緩急をつけながら誘うことが多いです。そのためシンカーはスティックやドロップタイプの垂直に落ちてくれるものを選びジカリグかフリーリグ(シンカーストッパーは短め)で使用します。ストップ&ゴーのズル引きも有効です。

OSP ドライブビーバー 3インチ

何といってもフリーフォールの姿勢がすごいです!!

シンカー誘導のフォールからフリーフォールに変わったタイミングの緩急が絶妙です。

スイミング時のバサロアクションもとてもきれいなのでボトムバンプで使うのもいいですが少しスイミングを入れる→フォール→スイミング→フォールの繰り返しで誘っていく釣りも有効だと感じています。

パーツの根元が薄くできているので水流を受けやすい作りになっているのかなと思っています。素材自体も柔らかいためフックのズレやワームの耐久性はいいとは言えませんが、よく釣れるワームです。落ち着いた潮の流れの時はフリーリグのシンカーストッパーはいつもより離して使用することが多いです。

ケイテック スイングインパクト 3インチ

今回紹介した中で唯一のスイミング系ワームです。使いどころは上記5点ほど多くはないですが、ホッグ系で釣れない場合や小魚のベイトが多い時などに使用します。

基本僕が使うタイミングはホッグ系が先発なので(場所によりますが)スイングインパクトを使用するのはボトムスレスレから上を引くイメージです。カバー周りや海藻類が多い場所などゴミを回収してしまう場面が多い時に手返しよく使えます。

基本はテキサスリグで使用することが多いです。

ワームの選び方、考え方

どんな釣り場か?

オープンウォーターなら3インチのハイアピール系でフレーバー付きのワームが広範囲の魚も寄せれるため効果的。

小場所ならベイトサイズに合わせるか、小さいワームから探っていくのも有。

ベイトは何か?

甲殻類がいる場所ではホッグやクロー系ワームが有効です。小魚が多い場所ではスイミング系も有効になります。

ベイトが分からない場合は岩や石などが多い場所であればカニがいる可能性が高いのでホッグ系から投げてみてください。

潮の濁り

雨の影響などで潮が濁っている場合はチャート系やコーラ系などの色が水中でもシルエットが見えやすいので有効です。

濁りが少なく透明度が高い場所ではグリーンパンプキンやブラウン系のカラーなどその場のボトムに馴染むカラーが有効です。

潮の流れの強弱と向き

流れが速ければホッグ系ワームのアピール力は増します。

逆に潮の流れが遅い時はクレイジーフラッパーやリトルスパイダーのようなハイアピール系でまずは攻めてみることが多いです。

またはフォール姿勢が水平を保ってきれいに落ちてくれるドライブビーバーやハリーシュリンプを選びます。 (フリーリグのみ)

特にフリーリグでシンカーストッパーの距離を離すほど重要になってくると感じています。

チヌの活性

アタリはあるけどショートバイトが多かったり渋い時。その場合の解決策は

①ワーム&フックサイズを下げる

②ワームの匂いを変える、付ける、強くする

③全く逆のことをあえてしてみる。(ボトムから表層、ホッグ系からスイミング系、ハイアピール系からローアピール系、硬いワームから柔らかいワーム、ハイテンポからローテンポなど)

①はチヌのサイズとワームやフックサイズが合っていない可能性が考えられるからです。

②匂いは魚を寄せるため必要なものだと感じています。最近のワームは匂い付きのものが多いですが何度も水中で使用していると匂いが薄れてきますので新しいものに変えるかフレーバーを付け直すと釣果が上がった経験があります。

③は少しの変化で状況を変えるよりまずは全く逆のことをして状況が変わるか試す。釣り方を180度変えることで釣果がどこで変わるのかわかりやすいため初心者の方には特に経験値が上がると思っています。

まとめ

今回紹介したワームの中で私が最初に投げるのはクレイジーフラッパーかドライブクローが多いです。そこからアタリが無いのか?あるけどショートバイトが多いのか?によって次に投げるワームが変わってきます。

アタリが無ければローアピールのハリーシュリンプかドライブビーバーです。ショートバイトが多いとなるとリトルスパイダーを投げます。理由はハイアピールでアタリがあるのでワームのサイズだけ変更します。同じ3インチクラスですが見え方は小さくフックサイズも下がるためチヌの口に入りやすくします。

ホッグ系に反応がなければスイングインパクトを使用します。もしくは釣り方を180度変えてみます。

このようにその日の状況によって今回紹介した6点のワームの中からローテーションしています。

状況に応じてローテーションできるワームを揃えて釣り場に行くことで対応できる幅が変わっていきますよ。

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