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リールのギア比について。趣味趣向は一切排除していま……

今回はリールのギア比について。

スピニング、ベイト関係なくあくまでこのギア比は一般的にこんな釣りに向いているよー、デメリットはこれだよーってことをつらつら書いていこうと思います。

私自身の趣味趣向は一切排除しておりますんので楽しんで読んでいただければと思います。笑

ギア比とは

・ハンドル1回転でスプールが何回転したかの指標

よくネットや雑誌でギア比7:1とか8:1とか書いててなんじゃそら?って思ったことありませんか?

はい私がそうでした。笑

これはハンドル1回転でスプールが7回転する=ギア比7:1ってことなんです。しかしリールによって同じギア比7:1でも巻上量(実際にラインを巻き取る量)は変わってくるので注意が必要です。

それはスプールの直径などにより変化するからです。

必ずそのリールの公式HPやカタログに書いてあるシマノなら「最大巻上長」、ダイワなら「巻取り長さ」を確認してくださいね。

ギア比6:3って書いてあったりするのはハンドル1回転でスプールが6.3回転するってことだよ

巻上長がすべてじゃない!!

シマノ社 カタログ抜粋

これは実際にネットやカタログに記載してある数字、シマノなら「最大巻上長」、ダイワなら「巻取り長さ」はラインをスプールいっぱいに巻き付けた状態でのことだと思ってください。

シマノなら「最大巻上長」、ダイワなら「巻取り長さ」はラインをスプールいっぱいに巻き付けた状態でのことだと思ってください(大事なことなので2回言いました笑)

巻き付けたラインが減ってくるとその分1回転あたりの巻上長も減っていきます。また巻き付けるラインの太さによっても変動します。

よってスプールいっぱいにラインを巻いた後フルキャストして巻き始める時は画像のようなスペック上の数字より少ないと認識しておいた方が良いでしょう。

ギア比の使い分け

ここからはどんな釣りにどんなギア比が向いているのかを紹介します。あくまで向いているという視点からなので個人差や趣味趣向などは一切排除しますん。笑

ギア比は巻上長が多い(エクストラハイギア)ほど巻上パワーは劣り、巻上長が少ない(ノーマル)ほど巻上パワーがあります。

ノーマルギア(表記なし)

向いてる釣り、メリット

・アジング、メバリング、エギング、バス等
・巻きの釣りが多い釣り
・巻き抵抗の重いルアーを使用する釣り
・よりスローに誘いたい時
・巻きが軽い

デメリット

・ラインスラック及びライン回収が遅い
・遠投重視の釣り

ハイギア(HG・H)

ハイギアリールについては中間の巻取り速度なので、どの釣りも平均点でこなせることが最大のメリット。逆にデメリットは平均点すぎて特化した使い方ができないってことくらい。

基本的にはノーマルギア、エクストラハイギアで上げたメリットデメリットの中間に位置すると思ってください。

僕は好んでハイギアを使うし何本もロッドを持って釣りをするのが嫌な人には向いたギア比だと思う。

趣味趣向がはいったーーーーーーーー!!!!

向いてる釣り、メリット

・中間の巻取り速度なので、どの釣りも平均点でこなせる

エクストラハイギア(XG・XH)

向いてる釣り、メリット

・シーバス、チニング、ロックフィッシュ、サーフ、ショアジギングなど
・撃ち物系の釣り
・チニングのボトムワーミングの釣り
・ラインの動きでアタリを取る釣り
・遠投重視
・ラインスラック及びライン回収が速い
・巻き合わせしやすい(フッキング)

デメリット

・巻き抵抗を感じやすい
・泳ぎが破綻するルアーがある(巻取りが速いため)
・巻きが重くなる
・巻上パワーが劣る

以上が一般的論って感じかな。

ここに趣味趣向、釣り場の特徴などが含まれてそれぞれギア比を選んでいくと思います。人によってはノーマルギアで全ての釣りをする人もいるし、エクストラハイギアしか使わないって人もいるし、100%正解って答えはありません。

私はリールのデザインや気分で使いたいリールがころころ変わっていくタイプなので基本は万能に使えるハイギアリールを好んで購入することが多いですね。

正直どのギア比でも全ての釣りができるってことが本質だね

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