2023年4月に発売されたドリフトクラブミニをチニングに使用すると想像以上に釣れたのでインプレしようと思います。
目次
ドリフトクラブは2種類ある
「ドリフトクラブ」「ドリフトクラブミニ」の2種類が発売されていて2つの違いを簡単にまとめるとこんな感じ。私がサイトチニングで使っているのはミニの方です。
ドリフトクラブ
サイズ:ボディ45mm(全長145mm)
素材:PVC
自重:約11g
タイプ:シンキング
フレーバー:エビカニ臭
個数:5
金額:880円
ドリフトクラブミニ
サイズ:ボディ25mm(全長85mm)
素材:エラストマー
自重:2.45g
タイプ:フローティング
フレーバー:なし
個数:4
金額:990円
ドリフトクラブミニをインプレ
私がドリフトクラブミニをチニングに使うきっかけは単純にカニに似ているから使ってみたかったのが始まりです。実際に使うと多い日で6回喰わせて5匹の見えチヌが釣れたこともありました。
タイミングが良かった影響もありますがルアーパワーも十分に備わっていることも実感しています。
使い方
まず第一に私はドリフトクラブミニをサイトチニングで使っています。フリーリグなどで使ったりはしてません。理由は根掛かりして無くすのが嫌だからです。笑
もともとサイト用に買ったので画像のようにジグヘッドワッキーをお尻から刺して見えているチヌに対してのみ使うようにしてます。
マス針(ノーシンカー)で使うとエラストマー素材のため浮きます。浮かせて使っても良いですが私はノーシンカーではまだ使っていません。
簡単な使い方
・1.3gほどのジグヘッドワッキーをチョンがけ
・ゆっくりフォールさせながらチヌに気付かせる
・ボトムについたら少しだけチョンチョンしてアピール
使う場所
基本は水深1m以内のシャローエリア。川の上流や河口絡みのサーフやワンドなどでチヌがよく見えるポイントで使うのがオススメ。
干潮だと干潟になって満潮になるとチヌが遡上してエサを食べに来るポイントは熱いです!!
アクション
ジグヘッドワッキーを付けて使用するとPVC素材のドリフトクラブだとフワフワっとした動きになるけどエラストマー素材のドリフトクラブミニはシャキッとした動きになります。浮力があるのに沈もうとする矛盾で?なのかシャキッとピリッとした何とも言えない動きをするのが特徴で面白いです。
飛距離
足が多いから空気抵抗はあるけどサイトチニングをするうえでは全く問題なく飛んでくれます。スピニングで使うことが多いですがベイトフィネスタックルであればベイトでも問題ないと思います。ノーシンカーだとわかりません。笑
耐久性
エラストマー素材の恩恵でめちゃくちゃいいです。通常のPVC素材などは釣れてもフック穴が広がったり切れたり千切れたりが多いですがドリフトクラブミニは1ワーム5匹釣ってもワームには全く問題ありませんでした。そして6匹目のファイト中にフックが折れてしまい無くなるという結末が…笑
何度もフックを抜いて違う個所に刺したりを繰り返すと劣化は早まるのであくまで参考程度に耐久性は良いと思ってください。
フグ対策になる?
通常のPVCワームよりは対策効果ありだと思います。
エラストマー素材は弾力があり良く伸びるけど硬いのでフグに襲われても危険を回避できたことは何度かあります。まだ1度もフグにかじられてダメになったことはありませんが100%大丈夫という訳ではないと思います。
合わせるフックは?
よく合わせて使っているのはザップのインチワッキー1.3g。ワーム自体に浮力があるので軽すぎると沈まなかったり沈むのが遅すぎたりする。釣り場の水深やチヌのレンジで使い分けるのが理想。
私の釣り場は水深80cm以下なので1.3gを使うことでゆっくりフォールでアピールする時間も稼ぎつつボトムに着いたら誘いを入れてアピールしても浮き上がり過ぎないので1.3gがちょうどいいと感じてます。
水深が1mを超えてもう少し早くボトムに着底させたいのであれば重たくする選択肢もありですね。
注意点
最後にドリフトクラブミニ(エラストマー素材)の取り扱い注意点をまとめました。安い商品ではないので長く使っていくためにも保管はしっかりしましょうね。
注意点
・保管する際は他のPVCワームやプラグ類に長時間重ねて保管すると溶ける可能性あり
・単体で保管すること(パッケージに戻すなど)
・マテリアルは伸びて硬いのでフックが刺しにくい ※フックが指に刺さらないよう注意
最後までお読みいただきありがとうございました。サイトチニングに興味ある方はこちらの記事で私のやり方やおすすめワームなど紹介しています。