目次
はじめに
真冬の極寒で釣りをする人はだいたい変態だと思います。←私(笑)
今回はそんな変……そんな方へ防寒インナーの選び方とおすすめ製品をご紹介します。
今まで保温性を売りにした製品を買ってみて
いくら重ね着しても寒い…そんな経験ありませんか?
なぜ寒いのか?どうしたら寒くならないのか?
そんな疑問を持っている方にもおすすめの内容となっています。
防寒インナーをすすめる理由
まずはなぜインナーを勧めるのか?その理由から説明します。
防寒インナーを勧める理由
①適切な防寒インナーを選ぶだけで普段着ているインナーの枚数を大幅に減らせる→動きやすさ向上
②肌に直接当たるインナーの生地によって保温&吸湿発熱性が変わる
この2つが釣りをするうえで最も大切な理由です。
保温性とは
熱の伝導や放出を防ぐ性質のこと。厚みがあり空気を含むもの。毛や起毛したもののほうが保温性が高いとされる。
吸湿発熱性とは
繊維が汗などの水分を吸収することで発熱する総称。
真冬の釣りでは汗はかきにくいですが、衣類が乾くときに体温を奪っていくのが一般的なので吸湿発熱性はとても大切な機能なんです。
防寒インナーの選び方
それではここから釣りにおける防寒インナーの選び方を紹介します。
防寒インナーの選び方
①生地の厚さで選ぶ
②生地(繊維)で選ぶ
③肌触りで選ぶ
この3点が超重要です。
特に①は真冬の釣りにおける絶対条件ですね。
一つずつ説明していきます。
①生地の厚さは「防寒インナーをすすめる理由」でも書いたインナーの枚数を大幅に減らせる要因に繋がります。そして冒頭で書いた「いくら重ね着しても寒い…」は生地の厚みが解決してくれます。
そう、いくら重ね着しても寒い…は保温性を売りにした薄いインナーを着ても効果があまり得られないということです。
気温3℃以下をメインで釣りをするなら生地の厚さは5mmがおすすめです。
②は生地(繊維)によって得意とするものが変わってきます。「保温性」「吸湿発熱性」「速乾性」「防臭性」など。防寒を重視するのであれば「保温性」「吸湿発熱性」が高いものを選ぶことが重要。
そして釣りをするうえで欠かせない動きやすさ。ある程度伸縮性のあるものを選ぶことも重要となってきます。
③肌触りは肌に直接触れるのでとても大切。裏起毛がおすすめです。裏起毛は保温性はもちろん肌触りも良いので防寒インナーとしてはとても優れています。
防寒インナーの選び方まとめ
・生地が厚いものを選ぶ(気温3℃以下なら生地厚5mm)
・保温性・吸湿発熱性が高いものを選び、伸縮性のあるものを選ぶ
・裏起毛を選ぶ
おすすめ防寒インナー
防寒インナーの選び方として全てにマッチした製品は
私がメインで使っている
もちはだ製品の
もちジョイ 超極厚地 丸首長袖シャツ(インナー)です。
生地の厚さは約5mm。
結論から言うと…
超極厚地のインナーを1枚着るだけで
ヒートテック4枚分ほどの保温力があります。
気温がマイナスへ突入している日でも
もちはだ製品1枚あるのとないのでは大違い。
なぜなら今まではヒートテックだけで3枚~4枚ほど重ね着してました。笑
重ね着が増えると洗濯物も増えるしゴワついて少し動きにくいし…何よりそれでも寒い…
だけどもちはだ製品 もちジョイ 超極厚地 丸首長袖シャツは
生地が厚くて裏起毛。保温性、吸湿発熱性が高く伸縮性(着やすさ動きやすさ)もあるので
釣り人の欲しいを解決してくれる製品として愛用しています。
特許製法について
ワシオ株式会社さんが提供している
もちはだ製品の特長はなんといって特許製法である「ワシオ式起毛」です。
この特許製法により得られる効果は衣類としての耐久性の向上。
体温の放出を防ぎ保温力も向上。
保温性実験も他社と比較し最大で約20%ほど保温力が維持されているようです。
生地の厚さ

袖の生地の厚み
超極厚地は生地の厚さ約5mm。
もちはだ製品の生地の厚み種類
超極厚地 極寒の野外でじっとしている冬場の釣りやスポーツなどに
極厚地 極寒の野外で動きの少ない作業。釣りや山登りなどに
中厚地 日常の防寒アイテムとして、家でも外でもOK
超極厚地は気温3℃以下の釣りにはおすすめです。
もちはだ製品 使用感

襟まわりの生地
私の体型は175cm 62kgほど。
もちジョイ 超極厚地の丸首長袖インナーのLサイズを着用しています。
こちらがサイズの目安
サイズ | 胸囲 | 胴囲 |
M | 88~96 | 76~84 |
L | 96~104 | 84~94 |
LL | 104~112 | 94~104 |
柔らかい肌触りの生地なので着心地も抜群です。
一番心配していたのは
生地が分厚いので動きづらいのかな…と思っていましたが
釣りにおけるキャストなどの動作も問題なくできたため満足しています。
また裾部分は長めのゴム編み仕様で伸縮性があり着やすさの向上と
身体へしっかりフィットして熱を逃がしにくい設計になっています。

裾の生地がゴム編みに切り替わっている
理想的な着方
理想的なのは一番下に(身体に密着する)もちはだ製品を着ることです。
インナーを着てその上にもちはだ製品を着た場合と
もちはだ製品を直接肌に着た場合と試したことがありますが
1番暖かみを感じられるのは直接もちはだ製品を着た場合です。
ちなみに気温0℃付近の私の着用衣類は
上:ヒートテック1枚or2枚+もちジョイ超極厚地インナー1枚+ジャケット+ネックウォーマー+手袋
下:ヒートテックタイツ1枚+極暖パンツ(ユニクロ)+ヒートテック靴下
私は洗濯の回数を減らすためにインナーの上にもちはだ製品を着ていますが…笑
それでも暖かいのでそうしてます。

お手入れ
これはネットに入れて洗濯するだけでOKです。
ですが保温性を高めた起毛製品すべてに言えることですが
毛羽立ちやすく毛玉が付きやすいデメリットもあります。
私の場合は2~3釣行して1度洗濯するくらいのペースで
合計30回以上洗濯していますが、今のところ特に毛玉は気になりません。
超極厚地のメリットデメリット
メリット
・体温を逃がさないため真冬の夜で動作が少ない釣りに向いている
・一番分厚い生地なのに動きやすさもある
・洗濯をしても伸びたり縮んだりの影響が少ないため長く使える
・デザインもシンプルなので釣り以外でも着用の場が多い
デメリット
・日が出てくると暑くて脱ぎたくなる
・もちはだ製品の上から直接バッグのベルトループなどを掛けると生地の擦れが目立ちやすくなる。バッグを肩に掛けて釣りをする場合はジャケットの上から掛けるようにしよう
・価格を見るとインナーのイメージが湧かない。笑
・洗濯すると毛玉が多いみたい(私は今のところ気にならない)
さいごに
いかがでしたでしょうか。
真冬の釣りを楽しむために防寒対策は必須です。
今回は防寒対策の1つとして防寒インナーを紹介させてもらいました。
少しでも快適な釣りライフを楽しむためのアイテムを今後も紹介させていただきます。