【17エクスセンスDC】2年間使用して分かったインプレと購入を迷っている方へ

今回は2017年発売のエクスセンスDCについての記事です。

何を今さら…と思いますが安心してください。

僕も思ってます。笑

個人的には2023年のシマノ新作ベイトリールでモデルチェンジしてくると思っているのですが、その前に17エクスセンスDCの記事でも書いてみようと思った次第です。

※2022年6月に突如22エクスセンスDCの発表がありました（この記事を書いた数日後…笑）

私が17エクスセンスDCを購入したのは2020年ほどなので2年以上使用しています。

その間に1度オーバーホールを行ったので、この2年間どのように使用したのか？オーバーホールはどうだったのか？について書いていきたいと思います。

同時に購入の経緯、他のリールと迷ったことなども簡単に書いていきますね。

17エクスセンスDC購入の経緯

僕がエクスセンスDCを購入する前にいいなと思った部分とそうでない部分を簡単に書いていきます。

購入前の僕の気持ちは簡単に書くとこんな感じ。

もちろんシーバスゲームで使用するつもりで検討していた。シマノのフラッグシップベイトリールは基本220ｇ越え。ダイワのシーバスゲーム用ベイトリールで有名なのはモアザンだけどこちらは200ｇほど。自重だけで考えたらモアザンになる。でもやっぱりDCブレーキを使ってみたい…

っで結局17エクスセンスDCを購入しました。笑

金額で購入を悩んでいる方はこちらの記事を読んでみてください。

お得に釣具を買う方法を紹介します！

アンタレスと迷っている人へ

現在17エクスセンスDCを悩んでいる方は21アンタレスDCと18アンタレスDCMDも視野に入っていると思います。

まずは3機種の簡単なスペックの違いから

ざっとこんな感じ。あとは自分がしたい釣りや好みに合わせてって感じだから私が思うそれぞれに特化した使い方を紹介していきます。

17エクスセンスDC

シーバスゲームをメインって思われがちだけど正直何にでも使えますよ。

個人的に17エクスセンスDCのブレーキはちょっと落ち着いている印象。細いPEに負荷を与えにくい感覚があります。（個人的見解です笑）それでいて飛距離も出ます。軽量ルアーなら7ｇ以上から気持ちよく投げれるかな。詳しくは下記のインプレで。

PEラインしか使わないよって方には特にオススメ。糸巻量はPE2号だと150ｍなので太糸対応にはやや不安は残るけどPE1.5号なら200ｍ巻けるので私の釣りには問題なし。

この3機種で唯一ドラグサウンドを搭載しているので魚とのやり取りを音でも楽しめます。

18アンタレスDCMD

まずこの3機種の中で唯一投げたことがありません。笑（←ここ大事）

よって「スペック差や他のインプレ記事や釣り場で見かけた」などの情報を元に記載します。

スプール径、糸巻量が3機種で一番あるので個人的には重いルアーをメインで使用したりパワーファイト、飛距離重視の方にはすごく向いているのかなと。あとは糸巻量が豊富なので太糸の対応できる幅が広いのもアンタレスDCMDの魅力です。

川や河川でのビッグベイトゲームや海でのショアジギング、ロックフィッシュゲームで太糸を使用する機会が多い人が使っている印象ですね。

21アンタレスDC

こちらは友人のを投げさせてもらったことがあるので少し安心してください。笑

個人的に17エクスセンスDCより軽量ルアーが投げやすかったです。MGL3スプールの恩恵かな。かといって重いルアーも17エクスセンス同様に飛ばせるのですごく良いリール。さすが近年発売されたリールだけあってMGL3スプールとDCブレーキの味付け（相性）も良かった。

え？じゃあ21アンタレスDCで決まりじゃん！！って思いますが…僕はドラグサウンドにうるさいんです。笑　やっぱり音で魚とのファイトを楽しみたいじゃない…って思う変態なのでドラグサウンドが無いリールは正直候補にあんまり上がらないんですよね…。

そこにこだわりがない方は21アンタレスDCをオススメします。

17エクスセンスDCインプレ

まずは約2年間どんな釣りに使用して、どんなメンテナンスをしてきたかを簡単に説明します。

以上の使い方、メンテナンスを2年間使用して感じたことを簡単にまとめるとコチラ

セッティング

まずは僕がよく使用しているセッティングは2パターン。

①PE1.5号200ｍ巻きではチニング、シーバス、ロックフィッシュ、ショアジギングに使用。

②PE2号150ｍ巻きはビッグベイトで使用。

3号だと100mしか巻けないので3号以上巻きたい方にはあまりオススメできるリールではないですね。

飛距離

購入後の第一投目は痺れました。

めちゃくちゃフィーリングと飛距離に感動したことを今でも覚えています。

文句なしの飛距離ですしハイエンドリールはそれだけじゃなくフィーリングも素晴らしいので投げるのが楽しくなりますよ。

上はビッグベイト100ｇほど投げていますが問題ありません。

下は5ｇだとちょっと飛距離が物足りないです。チニングでよく使うマリアのポップクイーン5ｇは投げづらい。ルアー形状にもよりますがメガバスのスイホウ7ｇであれば全然使用できますよ。なので下は7ｇを目安に考えておけば良いかと思います。

巻き心地

しっとり滑らかな巻き心地です。

これも釣りの時間を楽しくしてくれる要素なので巻き心地の良さも素晴らしいです。

使用2年目でちょっとゴリ感が出たのでそれまでは最高の巻き心地でしたよ。

DCブレーキ設定

PEラインの使用がメインなので私は基本Pモードを使用。

追風遠投モードのXPでキャストしたこともありますが本当に追風じゃないとバックラ率上がるので私は常にPモードにしています。Pモードが快適に釣りができる範囲内でよく飛ばしたい人には最適かと。あとは外部ダイアルで微調整するって感じです。

DCブレーキはPEライン×シーバスゲームに特化したと公式より説明がありますが、個人的にはPEラインの負荷を軽減してくれるような味付けかなと。まぁバックラしてルアー飛んでいったことありますけどね。笑

ただブレーキモードとブレーキ設定さえ間違えなければバックラする確率は大幅に減るのでルアー交換してからいきなりフルキャストではなく1度様子見キャストするのが良いですね。

剛性面

70cmほどのシーバス、45cmほどの青物、80cmのボラと死闘しましたがボディのたわみなどの剛性面に不安を感じたことはありません。

ブリまでいくとわかりませんが…。。

パーツ

購入2年目にしてゴリ感とドラグが…ということでオーバーホールへ。帰ってきたパーツがこちら。

①②オーバーホール報告書には摩耗と傷が原因で回転にゴロツキがと書いてありました

③釣行後洗ったとしても内部のベアリングまでは流石に無理ですね。パーツクリーナーで定期的に洗浄すれば問題ないのでしょうが分解ができない…

④⑤こちらも分解してドラググリスなどのメンテができないので致し方なし…

オーバーホール費用は部品代＋工賃で約15000円…

総評

飛距離、巻き心地、トラブルレス性能、剛性面に全く不満がなく最高のリール。

これ1台で多くの魚をターゲットとした海釣りが展開できるので非常にオススメ。

ですが2022年6月に22エクスセンスDCが突如発表されました。

よって簡単ではありますが22エクスセンスDCと17エクスセンスDCとの変更点などをまとめます。

特にスプールの変更とDCブレーキ性能が進化したことが一番の魅力ではないでしょうか？7月に発売予定なので今17エクスセンスDCを検討している方はもう少し待った方がよさそうですね。

中古品には気を付けて

さいごに中古品について少しだけ。

私は買取業をやっていたので中古品にはそこそこ詳しいです。（←自分で言います笑）

中古品の購入を検討している方はこちらの記事の目次「中古リールを買う場合の見るべきポイント」もご覧ください。