こんにちは。突然ですがみなさんは
21カルカッタコンクエストをどんな釣りに使用しますか?もしくは使用していますか?
わたしは発売当初から購入し最低でも週1~2回の半年以上チニングやシーバスに使い続けています。(2021年12月現在)
今回はチニングやシーバスにカルコンを使用してみた感想やメリットデメリットなどをまとめてみました。
同じような使い方で悩んでいる方の参考になればと思います。
目次
なぜカルカッタコンクエストをチニングやシーバスに使うのか?
21カルコンがカッコいいからです。笑
大前提として使いやすさより自己満足を優先して使っています。
巻き心地や剛性などは二の次です。
シーバスやチニングでのリールは軽さや巻上量などが最初に求められると思います。
ですがそれを度外視してもカルコンがカッコいいから使っています。
それを理解してくださったうえで続きをご覧ください。
使用目的とセッティング
使用目的
・小中規模河川でのシーバス釣行、チニング釣行を行うためハイギア(HG)を購入
・シーバスでは主に6g~16gまでのルアーを基本とし巻物ルアーやトップウォータープラグを使用
・チニングでは主に5g~10gのリグを使ったボトムバンプやトップウォータープラグ、巻物などを使用
セッティング
・PE0.8号150m
・ロッドは6フィート後半から8フィート後半のMLクラス
実際の使用感~パーミング~
前回の14カルカッタコンクエストよりボディがコンパクトサイズになったため握りやすさは良好。
パーミング性が向上したことで生まれるメリットは、手首を可動しやすくなりロッドアクションなどの細かな操作性が増すことです。
これによりチニングでのボトムバンプやトップウォータープラグでのドッグウォーク、ポップアクションの負担が大幅に減少。
実際の使用感~キャスト~
5g~16gのルアーを全般的に使っていますが、すべて快適に扱えます。
軽量ルアーでも低弾道で飛んでくれます。
基本的なブレーキセッティングはSVSは3つオンの状態。外部ダイアルはルアーにより変更しています。
特に使用頻度の多いルアーがメガバスの水泡というルアーです。水泡は7gのポッパーペンシルルアーとなっており空気抵抗も受けやすいルアーです。
水泡の場合もSVSは3つオンの状態で、外部ダイアルはMAXとMINの中間くらいで少しサミングする程度で低弾道で飛んでくれます。
本当に気持ちよく飛んでいってくれるので釣りを楽しむ時間が増えます。
デメリットとしては釣行中にブレーキシューを変更したい時、サイドカップを開けるためカムレバーを指に引っ掛けるのが若干やりにくいです。 ※画像参照
私の投げるルアーウェイトや形状も含めてブレーキシュー3つオンで問題なく飛距離も出るしトラブルも少ないので釣行中に開けることはありません。
実際の使用感~サミング~
ベイトリールに欠かせないもの。それはバックラッシュ。笑
細かい話になりますがサミングをする場合
①スプールの真ん中(ライン)を軽く抑える
②スプールエッジを軽く抑える
この2種類の方法があると思います。
私の場合はスプールエッジを抑えてやります。
なぜスプールエッジを抑えてサミングするのか?
それはナロースプール(スプールの横幅が狭い)によるライン放出時の目減りの速さに対する攻略としてやっています。大袈裟(笑)
ナロースプールのデメリットはラインの目減りに影響するものが多いですが
サミングにおいても目減りが速ければ影響が出ます。バックラッシュへの対応を少しでも確実化させるためにスプールエッジを抑えるようにしています。
しかし21カルカッタコンクエストの場合はそれが少し難しい。。。いやだいぶ難しいです。
理由は両サイドのボディからスプールエッジまでの溝が深く角度が急であることが原因です。
難しい場合は普通にスプールの真ん中でラインを軽く抑えてサミングすれば何も問題ありません。
画像で比較すると一目瞭然。左は21カルコン。右は17エクスセンスDCです。
実際の使用感~巻き~
言うまでもありませんが最高です。笑
わたしの釣り方はアクション操作も多い釣りですが、ミノーなどの巻物でシーバスやチヌを狙うこともあります。その際に感じる巻き心地はもうたまりません。言うまでもありませんが…笑
実際の使用感~フッキング~
ここが個人的に一番大事です。
わたしはフッキングの際にスプールを親指で抑えた状態でフッキングします。
理由はフックをしっかり貫通させるため。※特にチニング
この動作は一瞬で行うため素早く親指でスプールを抑える必要があります。
ですがカルカッタコンクエストの場合はそれがなかなか難しい。
主な原因
①両サイドのボディからスプールまでの距離(溝)と角度が急なのでとっさに親指で抑える時の邪魔になる ※カルコン全般
②スプールがサムレストで隠れているのでスプールに触れる面積が少ない
今までのカルコンでも同様に慣れるまで少し時間は掛かりますが、21カルコンに関しては前作よりもスプールが2mmナロー化されて19mmとなっています。
前作よりもさらにスプールに触れる面積が少なくなっているのです。
キャスト時などは全く気にならないのですが、フッキングの際だけ気になるのは僕だけでしょうか?
リトリーブ時(巻いてる時)は上記画像のような指の配置ですが、ここから一気にスプールに移動するのが難しいんですよね…。親指とスプール面積の対比…。笑
ちなみに筆者は身長175cmの体重60kgの一般的な体形で指も平均的サイズだと思います。
まぁそもそも親指で抑えてフッキングなどせずに
ドラグをきつめに設定すればいいだけの話ですが。笑
同じくスプール幅19mmのエクスセンスDCとの比較です。
同じスプール幅ですがリールの設計が違うのでスプールに触れる面積がカルコンと全然違いますよね。
エクスセンスDCでは難なくフッキングを一瞬で決めることができます。
実際の使用感~その他~
21カルコンにはエキサイティングドラグサウンドを搭載しています。
前作の14カルコンには無かった機能が搭載されたので嬉しく思ったアングラーの方も多いのではないでしょうか?
わたしもその一人です。笑
やはり魚とのファイトを楽しむには魚の引きを音で教えてくれる機能は必要ですよね。
21カルカッタコンクエスト101HG 総括
これまでに書いたもの、書ききれなかったことも含めて
良かった点、悪かった点をまとめてみました。
良かった点
①かっこいい
②使いたかった5g~16gのルアーが軽快に飛んでくれた
③キャストフィールが想像以上に良かった
④飛距離とバックラッシュなどのトラブルに不満がなかった
⑤想像以上にパーミング(握りやすさ)が良くルアー操作も簡単
⑥巻物ルアーを投げると違うルアーを投げたくなくなる(巻き心地が良すぎてw)
⑦チヌやシーバスの強い引きでも余裕の剛性感とドラグ性能
⑧やっぱりかっこいい(笑)
ブレーキ設定さえ間違えなければバックラッシュの確率は大幅に減ります。
それさえクリアすれば最高のデザイン、最高のキャストフィール、最高の巻き心地を味わえる、最高の趣味の時間を楽しめるリールだと思います。
悪かった点
①フッキングの際にスプールを親指で抑えにくかった
②スプールエッジでのサミングが難しい ※カルコン全般
③ロッド装着時カムレバーを開け閉めしにくい
④トップウォータールアーなどアクション操作がいる釣りを4時間以上続けるのは体力的にきつかった←当たり前(笑)
軽量ルアーを全般的に扱うリールとしては決して軽くない重量のリールです。
長時間のアクション操作やスプール面積によるサミングの難しさ(スプール中心を抑えればOK)やフッキングの難しさ(ドラグをきつめに設定すればOK)などはありますが、解決策もあります。
カムレバーは釣行時に開けることがなくブレーキ設定は外部ダイヤルのみで行っているのでそこまでデメリットとは感じていません。
さぁいかがでしたか?
やっぱり私はカルコンを買って正解でした。
100%自分にとって完璧のリールなんて存在しないと思いますが
21カルカッタコンクエスト101HGは私にとって今後も使用頻度の高いリール間違いないです!!
この記事をご覧になった皆様
最後までお読みいただきありがとうございました。
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